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米ボーイング株、14年ぶり大幅安-航空機納入の減少見通しを嫌気

更新日時
  • 同社は航空機納入が過去最高を記録した2015年から減少すると予測
  • 世界経済の不調を背景とする航空機需要の後退が懸念されている

27日の米国株式市場で航空機メーカー、ボーイングの株価が14年ぶりの大幅安となった。航空機納入の減少を見込んでいることや、2016年の1株利益見通しが市場予想を下回ったことを受け、世界経済の不調を背景とする航空機需要の後退が懸念されている。

  15年10-12月(第4四半期)利益はアナリスト予想を大きく上回ったものの株価は急落し、ダウ工業株30種平均の採用銘柄の中で最大の値下がり。株価は前日比8.9%安の116.58ドルで終了。01年10月以来の大幅な下げを記録した。

  同社発表によると、一部の年金関連費用を除いたベースでの1株利益は16年通期で8.15-8.35ドルとなる見込み。ブルームバーグがまとめたアナリスト22人の予想平均9.42ドルを1ドル余りも下回った。売上高の会社予想は930億ー950億ドル(約11兆-11兆2700億円)。アナリスト予想は973億ドルだった。

  アナリストは今年のボーイングの航空機納入が過去最高を記録した前年の762機から増加すると予想していたものの、同社は大型機や小型機の製造変更のため納入が約20機少なくなるとの見通しを示した。

原題:Boeing Falls Most Since 2001 After Predicting Jet-Delivery Drop(抜粋)

(株価を更新し、4段落目に詳細を追加して更新します.)
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