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安倍首相:甘利氏の続投明言、「職務に引き続きまい進を」-参院

  • 「内容には私の記憶と違う部分がある」-甘利氏が国会答弁で
  • 甘利氏は28日の会見で自身の疑惑について説明-世耕官房副長官

安倍晋三首相は27日午前の参院本会議で、金銭授受疑惑が報じられた甘利明経済再生担当相を続投させる考えを示した。

  安倍首相は参院本会議で、甘利氏の進退について「経済再生や環太平洋連携協定(TPP)をはじめとする重要な職務に引き続きまい進してもらいたい」と発言。「必要な調査を行い、自ら説明責任を果たしてもらえると考えている」とも語った。政府は2月4日にニュージーランドで行われるTPP署名式に甘利氏を出席させる方針だ。

  甘利氏は午後の衆院本会議で、週刊文春の報道について「内容には私の記憶と違う部分があり、慎重に確認を重ねる必要がある」と発言。今後の対応について「必要な調査を行い、事実を確認の上、国民に疑惑をもたれないようしっかりと説明責任を果たす」と語った。

  21日発売の週刊文春は千葉県内の建設会社の総務担当者の話として、甘利氏と秘書への資金提供や接待の総額が証拠が残るものだけで1200万円に上ったとする記事を掲載。同誌はこうした資金提供が政治資金規正法やあっせん利得処罰法違反の疑いがある、との弁護士の指摘を紹介していた。

野党

  甘利氏は28日中に記者会見し、自身の疑惑について説明する方針。世耕弘成官房副長官は27日午後の記者会見で、秘書の疑惑に関する調査結果の公表時期の見通しについては「全く分かりません」と語った。

  共産党の志位和夫委員長は衆院本会議の代表質問で、「大臣どころか議員の資格に関わる深刻な疑惑だ」と語り、安倍首相に真相解明の責任を「主導的に果たすべきだ」と述べた。27日中の説明を求めていた民主党の枝野幸男幹事長は「金曜日から本予算の委員会審議に入ることは困難」と指摘した。枝野氏は民主党としても独自に調査しており、国会で追及する方針も明らかにした。

  

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