コンテンツにスキップする

アジアの2015年ヘッジファンド設立、14年ぶり低水準-市場混乱が響く

  • 昨年のヘッジファンド設立件数は76件-ユーリカヘッジ
  • 投資家はより大規模の運用会社に資金をシフトしている

昨年のアジアでのヘッジファンドの設立件数は14年ぶりの低水準に減少した。投資家が大規模のファンドを選好していることや規制関連コストの上昇に加え、市場の混乱が響いた。

  調査会社ユーリカヘッジによると、2015年のアジアのヘッジファンド設立件数は76件と、前年の117件を下回り、01年以来の低水準に減少。ピークだった10年(188件)の半分未満の水準となった。

relates to アジアの2015年ヘッジファンド設立、14年ぶり低水準-市場混乱が響く

  アジアに拠点を置くヘッジファンドの15年末時点の保有資産は計1722億ドル(約20兆4000億円)。中国の景気減速を背景とした市場混乱のほか、手数料収入の減少と事業運営コストの上昇が圧迫要因となっている。機関投資家は、リスク管理とインフラがより強固とみられ確立した実績を持つ大規模の運用会社にシフトしており、新規参入会社はさらなる圧力にさらされている。

  ユーリカヘッジによると、資産5億ドル超のアジアのヘッジファンドへの15年の資金流入は50億ドル。これより規模の小さいヘッジファンドへの資金流入は12億ドルだった。

原題:Hedge Fund Starts in Asia Drop to 14-Year Low in Turbulent Year(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE