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シティ幹部がチャットルーム活用を奨励か-元為替トレーダーが証言

  • 元トレーダーのカーリー・マクウィリアムズ氏が雇用審判所で訴え
  • 解雇したシティ幹部はマクウィリアムズ氏の主張を否定

米銀シティグループの幹部が為替トレーダーに対し、顧客の注文情報をライバルの行員と共有するために電子チャットルームの活用を奨励していたと元トレーダーがロンドンの雇用審判所で証言した。この種の慣行をめぐり金融機関は監督当局から合計100億ドル(約1兆1820億円)の支払いを求められた。

  為替操作スキャンダルの調査の過程で解雇された元ロンドン在勤のトレーダー、カーリー・マクウィリアムズ氏は、監督当局が同スキャンダルに関心を抱くかなり前の段階で、シティの幹部らは為替デスクの業務がどのように運用されているかの状況を承知していたと訴えた。雇用審判所で26日に行われた最初の審理で、同氏が提出した証拠が読み上げられた。マクウィリアムズ氏を解雇したシティ幹部のジェローム・ケンプ氏は、マクウィリアムズ氏の主張を否定した。

  マクウィリアムズ氏は2014年5月7日の懲戒委員会に先立ち、人事担当者に宛てた電子メールで、「銀行が今問題だと訴えていることは、まさにこれまで奨励してきたことだ」と反論していた。

  為替スキャンダルで当局の調査対象となり、銀行から停職処分を受けた行員は数十人に上り、マクウィリアムズ氏など解雇された元トレーダーらは、最近数カ月の間にロンドンの雇用審判所に相次いで不当解雇の訴えを起こした。

原題:Citigroup Workers Told to Share Client Notes, Ex-Trader Says (1)(抜粋)

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