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中国株続落、上海総合指数が約1年1カ月ぶり安値-景気減速懸念で

更新日時
  • 上海株は一時4.1%下落、ペトロチャイナ株の上昇で下げ幅縮小
  • 現状を反転させるには、より強力な政府の対策が必要だと王征氏

27日の中国株式相場は続落。上海総合指数が再び約1年1カ月ぶりの安値となった。中国が発表した昨年12月の工業利益が減少し、景気減速が深刻化しているとの懸念が広がった。

  上海総合指数は前日比0.5%安の2735.56で終了。前日は6.4%下げていた。航空会社と電力株が下げの中心。12月の工業利益が前年同月比4.7%減少したほか、人民元の下落によって、ドル建て債務を抱える中国企業の利益が一段と下押しされる可能性があるとのアナリストの見方も嫌気された。

  上海総合指数は一時4.1%安となる場面もあったが、政府系の市場救済基金の選好銘柄と見なされているペトロチャイナ(中国石油、601857 CH)が3週間ぶりの大幅高となったことを受けて、下げ幅を縮小した。CSI300指数は前日比0.4%安。工業と通信、公益株が軟調だった。

  精熙投資管理の王征最高投資責任者(CIO、上海在勤)は「市場はなお底値を探る過程にあり、それがどの水準か予想は難しい」と分析。「現状を反転させるには、より強力な政府の対策が必要になるだろう」と指摘した。

  香港市場では、中国本土株で構成されるハンセン中国企業株(H株)指数が前日比0.8%高で引けた。ハンセン指数は同1%高で終了。

原題:China Stocks Fall to 13-Month Low After Industrial Profits Slide(抜粋)

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