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中国発の市場混乱がユーロ圏のインフレ期待に悪影響-ゴールドマン

  • エコノミストのダリー氏は原油安もインフレ期待を押し下げると予想
  • ユーロ圏インフレ率は4-6月期にかなりのマイナスに転じると予測

中国問題や原油安にあおられた市場混乱がユーロ圏のインフレ期待に悪影響を及ぼしているとの見解を、ゴールドマン・サックス・グループのシニアエコノミスト、ケビン・ダリー氏が示した。

  ダリー氏は26日、最近の世界的な市場の混乱は欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁のユーロ圏成長見通しに対してそれほど影響を与えないと指摘。その一方、原油安や市場混乱に加え商品相場へのより幅広い物価圧力やユーロ高により、インフレ期待はコントロールが利かなくなるリスクがあるとの見方を示した。
  
  ダリー氏はブルームバーグテレビジョンのジョナサン・フェロ氏とのインタビューで、「最近の情勢は成長に対してはプラスでもマイナスでもないが、インフレに対しては大きなマイナスだ」と発言。「原油安と株安、ユーロ高、より幅広い商品市場の動向が相まってインフレを大きく押し下げている。ドラギ総裁が対応しているのはこうした状況だ」と語った。

  ダリー氏はユーロ圏のインフレ率が4-6月(第2四半期)に「かなりのマイナス」に転じ、今年の平均インフレ率は広い範囲でECBが昨年12月に予想した1%とほぼ同水準になると予測する。ECBのインフレ目標は2%を若干下回る水準。

原題:Goldman’s Daly Says China Fears Negative for Euro-Area Inflation(抜粋)

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