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【個別銘柄】自動車高い、ソフバンクやエムスリー急伸、セイコー急落

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27日の日本株市場で、株価変動材料のあった銘柄の終値は以下の通り。

  自動車株:トヨタ自動車(7203)が前日比3.8%高の6881円、ダイハツ工業(7262)は16%高の1724円、スズキ(7269)が11%高の3590円。トヨタが51.2%を出資するダイハツ工を完全子会社化する方針が明らかになった。27日付の日本経済新聞はトヨタがインドなど成長が見込める新興国市場の開拓加速を目指しスズキと提携交渉に入ったなどと報じた。

  ソフトバンクグループ(9984):7%高の5187円。米子会社スプリントが26日発表した2015年10-12月純損失は1株当たり21セントと、市場予想平均(26セント)よりも小幅にとどまった。同日のスプリント株は前日比19%高と反発した。JPモルガン証券ではスプリント決算について、事前想定を上回る進ちょくで好感できる内容、同社に対する過剰な業績懸念はいったん後退すると指摘した。

  三井住友フィナンシャルグループ(8316):5.1%高の4106円。15年10-12月期の純利益は前年同期比17%増の2381億円と、市場予想の1924億円を上回った。与信コストの改善や株式等関係損益の拡大などが寄与した。野村証券は、不良債権は減少基調で不良債権比率が引き続き低位安定、株式市場の一部で懸念されていた海外与信の悪化などの兆しは見られないと指摘。投資判断「買い」を継続した。

  エムスリー(2413):15%高の2621円。15年4-12月期営業利益は前年同期比23%増の150億円だった。クレディ・スイス証券では順調に第3四半期を通過し、通期は適度な上振れを予想すると指摘。治験事業の将来性の高さなどを評価する局面において、株価の戻りを見込めるとした。

  セイコーホールディングス(8050):9.9%安の547円。15年10-12月期営業利益は前年同期比5割減の20億円前後だったようだ、と27日付の日本経済新聞朝刊が報じた。中国事業が苦戦したほか、これまで好調だった訪日客向け腕時計の伸びも鈍ったとしている。ブルームバーグによるアナリスト予想平均は43億円。

  シマノ(7309):6%高の1万8870円。JPモルガン証券は投資判断を「中立」から「オーバーウエート」に引き上げた。高い競争力や不断の新商品開発を源泉とするトップラインの堅調な推移、アジア通貨安の恩恵などを勘案した。15年12月期営業利益予想は848億円(会社計画805億円)、今期989億円とした。新たな目標株価は2万2000円。

  コメリ(8218):8.1%高の2288円。15年4-12月期営業利益は前年同期比6.8%増の163億円だった。商品力の強化に取り組んだことなどから金物・資材・建材や園芸・農業用品の販売が堅調に推移した。

  ブレインパッド(3655):100円(15%)高の761円とストップ高。15年7-12月営業損益は6500万円の黒字(前年同期は1億1100万円の黒字)となったもよう。従来予想は4000万円の赤字だった。アナリティクス事業の稼働率向上による利益貢献、広告宣伝費などが第3四半期以降に先送りとなったことが要因。

  キヤノン電子(7739):4.1%安の1677円。16年12月期営業利益は前期比13%減の92億円の見込み。アジア経済など先行きは不確実性が高い上、業界環境は価格競争による低価格製品のシフトなど厳しい状況が続いているとしている。

  不二製油グループ本社(2607):5.5%高の1905円。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は投資判断「買い」で調査を開始した。チョコレート製品をコアに製菓・製パン市場での持続的成長が可能で、17年3月期は7期ぶり最高益更新の見通しと指摘。目標株価は2300円で、15年7月に付けた上場来高値2249円の更新を見込む。

  栄研化学(4549):3.6%高の2408円。15年4-12月期営業利益は前年同期比32%増の28億4100万円だった。便潜血検査用試薬・装置を中心に海外向けの売り上げが伸びたことに加え、製造原価の低減、経費の効率的使用も貢献した。  

  一正蒲鉾(2904):8.2%安の856円。16年6月期純利益予想を2億円から5000万円へ下方修正した。すり身価格の上昇や低粗利商品の販売構成比高止まりに加え、中国子会社の事業用資産で減損損失を計上することが響く。

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