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ヘッジファンドのボーポスト、エネルギー業界への投資拡大-原油安で

  • 同社は「幾つかの」エネルギー企業の社債を購入
  • 原油価格は底に近づいている可能性があるとクラーマン氏

セス・クラーマン氏率いるヘッジファンド運用会社ボーポスト・グループは、昨年10-12月(第4四半期)にエネルギー業界の「幾つかの企業」の社債を購入し、同業界へのエクスポージャーを高めた。ブルームバーグが入手した投資家宛て書簡の付属資料で明らかになった。

  シェニエール・エナジーやアンテロ・リソーシズ、パイオニア・ナチュラル・リソーシズなどに投資するボーポスト(運用資産270億ドル=3兆2000億円)はこの中で、同社がエネルギー企業の資金借り換えを「支える役割」も果たしたと指摘した。付属資料はボーポストのパートナー、ジム・ムーニー氏が執筆した。

  クラーマン氏は20日付書簡で、原油価格が1バレル=30ドルを割り込み、エネルギー業界は今や「投資家にとって危ないとみなされ、ほとんど誰も関与したがっていない」状況だが、価格は底に近づいている可能性に言及した。ブルームバーグの指数によると、エネルギー企業が発行したドル建て債の2015年のリターンは平均でマイナス7.8%だった。

  ムーニー氏は「収益機会が醸成され始めているようだ」とした上で、「いつものようにわれわれは、はやる気持ちを辛抱強く抑え、勝負のかなり早い段階にある可能性が極めて高いという事実を受け止めている」と記した。

原題:Klarman’s Baupost Makes More Bets on Energy as Oil Prices Tumble(抜粋)

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