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米AIG、ヘッジファンド投資を縮小へ-「大いに期待外れ」の結果で

  • 資本の有効利用でないためヘッジファンドへの配分減らすとCEO
  • バランスシートのリスク抑制を通じ約20億ドルを株主還元へ

米保険会社アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)のピーター・ハンコック最高経営責任者(CEO)は26日、ヘッジファンド投資を縮小する考えを明らかにした。

  向こう2年で250億ドル(約3兆円)規模の株主還元を実施する計画を同日発表したハンコックCEOは26日にブルームバーグのテレビインタビューで、「資本の有効利用ではないため、ヘッジファンドへの配分を減らす」と説明。約20億ドルの株主還元をバランスシートの資産の部でのリスク抑制を通じて行うと述べた。

Breaking Down AIG's $25 Billion Capital-Return Target

  AIGは昨年1-9月のヘッジファンド投資でのリターンが年率2.36%にとどまった。ハンコックCEOは投資家に対し、「想定リターンは歴史的に見て8-10%だったが、これに対して過去3-4年に実現されたリターンは大いに期待外れだった」と述べた。

  ヘッジファンドは金融危機以来、運用に苦戦している。ヘッジファンド・リサーチのデータによれば、世界のヘッジファンドの2015年のリターンは平均でマイナス1%。S&P500種株価指数のリターンはマイナス0.7%で、ヘッジファンドのリターンが7年連続でS&P500種を下回った。
  
原題:AIG to Cut Hedge Fund Bets After ‘Greatly Disappointing’ Results(抜粋)

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