コンテンツにスキップする

トヨタ、昨年の世界販売で首位維持-後半失速の独VW上回る

昨年の自動車世界販売台数で、トヨタ自動車が独フォルクスワーゲン(VW)を上回り、首位
の座を維持した。トヨタは2012年から年間の首位を続けている。

  トヨタの発表資料によると、昨年のダイハツ工業日野自動車を含むグループ世界販売は前年比0.8%減の1015万1000台だった。VWは商用車メーカー2社分を含めて同2.0%減の993万台、米ゼネラルモーターズ(GM)が同0.2%増の984万台をそれぞれ販売した。

  最近の世界販売でトヨタとVWは激しく競り合ってきた。一昨年は両社とも1000万台を少し超えた水準で、トヨタがわずかに上回って首位を維持。昨年は1-6月にVWが僅差で首位となったが、1-9月では中国やブラジルなどアジアや南米で大きく落ち込んだVWに対してトヨタが首位を奪還していた。VWでは昨秋に米国でディーゼルエンジンの排ガス規制逃れの不正問題が発覚し、その後の販売が低迷していた。

トヨタ首位維持

  自動車調査会社フォーインのアナリスト、周錦程氏は、世界販売でトヨタの首位がしばらく揺るがないとみている。排ガス規制逃れの不正問題への対応に追われるVWは戦略立て直しに手間取るとみられ、両社の差は拡大すると予想している。販売が減速する中国市場でトヨタはVWやGMほど存在感が大きくないことが幸いしているほか、堅調な米国市場では追い風を受けており、トヨタの首位継続に不安材料が当面見当たらないとコメントした。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE