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米フリーポート:聖域設けず資産売却を検討-商品安で打撃

  • 合弁事業の可能性も検討、必要ならさらなる増資も-CEO
  • 10-12月期の調整後1株損益はアナリスト予想より小幅な赤字

商品市況の低迷が1年余り続く中、米フリーポート・マクモランは資産売却の可能性の示唆を与えることを一切拒んできたが、26日についに圧力に屈した。

  上場産銅会社で世界最大のフリーポートを率いるリチャード・アドカーソン最高経営責任者(CEO)は電話会議でアナリストの質問に対し、今や全ての事業資産が部分的あるいは全面的な売却検討の対象だと発言した。ブルームバーグ商品指数は約20年ぶりの低水準に落ち込み、同社は5四半期連続の赤字を計上。アドカーソンCEOは財務立て直しに十分な措置を打ち出していると、物言う株主(アクティビスト)のカール・アイカーン氏を含む投資家を納得させようと苦心している。

  アドカーソンCEOは「状況が極めて急速かつ強引なほど悪い方向に展開し、われわれはそれに対応している。より具体的に説明できる時に報告するが、きょうはできない」と語った。

Freeport Trades at Record Low Compared With Copper

  フリーポートには中核と見なされる鉱山資産が5つある。同社は約200億ドル(約2兆3700億円)の債務を複数の取引を通じて50億-100億ドル圧縮したい考え。合弁事業の可能性も検討しており、必要ならさらなる新株発行も検討すると指摘。アドカーソンCEOはアナリストに対し、幾つかの案について積極的に話し合っていると述べた。

  同社が26日発表した10-12月(第4四半期)決算では、調整後の1株損益が2セントの赤字となった。ブルームバーグがまとめたアナリスト14人の予想平均は18セントの赤字だった。

原題:Freeport Says No Sacred Cows as Rout Widens Divestment Scope (2)(抜粋)

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