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米3M:10-12月利益は予想上回る、コスト削減が奏功-株価急伸

更新日時
  • 利益と売上高がアナリスト予想を上回った
  • 3Mの26日株価終値は2011年10月以来の大幅高

日用品・工業品メーカー、米3Mの2015年10-12月(第4四半期)決算では利益がアナリスト予想を上回った。ドル高の影響に対応するためのコスト削減が奏功した。決算発表を受け、株価は急伸した。

  米国外の売り上げが全体の約3分の2を占める同社は、米国事業の経費削減と欧州・中南米事業の強化を目指し10-12月期に組織改革に取り組んだ。これが寄与し、利益と売上高はアナリスト予想を上回った。

  インゲ・チューリン最高経営責任者(CEO)は26日のアナリストとの電話会議で、「われわれは将来に向け前進するために投資を行い措置を講じた」と述べ、「事業投資と株主への利益還元を進めつつ、全社的に管理を徹底させた」と説明した。

Dollar Gain Causes 3M Pain

  3Mの26日の株価終値は5.2%高の144.78ドルと、2011年10月以来の大幅高。この日、ダウ工業株30種平均の採用銘柄で最も上げた。3Mの株価は昨年8.3%下落と、4年ぶりのマイナスとなった。

  26日の3Mの発表によると、1株当たり利益は14セントの再編費用を含むベースで前年同期比8.3%減の1.66ドル。ブルームバーグがまとめたアナリスト13人の予想平均は1.62ドルだった。売上高は前年同期比5.4%減の73億ドル(約8600億円)。アナリスト予想の72億ドルは上回った。

  3Mは2016年の利益について1株当たり8.10-8.45ドルになるとの見通しを示し、従来予想を維持した。

原題:3M Surges as Cost Cuts Push Profit Beyond Analyst Estimates (1)(抜粋)

(株価などを追加して更新します.)
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