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オフショア人民元、下げ幅を大きく縮小-株安受けた人民銀の介入観測

  • オフショア人民元が午後に下げを消し、ほぼ変わらずとなる場面も
  • 中国の主要銀行が午後にドルを売ったもようだと複数のトレーダー

香港オフショア人民元は26日、ドルに対し急速に持ち直した。中国株式相場が約1年1カ月ぶりの安値を付けたことを受け、中国人民銀行(中央銀行)が人民元相場を下支えしたとの観測が広がった。

  オフショア人民元は上海の相場水準を0.6%下回ってから15分で、対ドルでの0.16%の下げを帳消しにした。匿名を条件に話した複数のトレーダーによると、中国の主要銀行が午後にドル売りを行ったもようだ。中国経済が減速する中、資本流出が加速するとの懸念が再燃し、中国本土株の指標、上海総合指数は一時6.6%下落した。

  ロイヤル・バンク・オブ・カナダ(RBC)のアジア為替戦略責任者、スー・トリン氏(香港在勤)は、「この動きは介入の全ての特徴を備えている」と説明。「原油相場が下落に転じ、上海株が急落したことで、あらゆる市場で典型的なリスクオフの動きが広がり」オフショア人民元は下げていたとコメントした。

  ブルームバーグの集計データによると、香港オフショア市場の人民元は現地時間午後4時53分(日本時間同5時53分)現在、0.03%安の1ドル=6.6117元。一時は同6.6203元まで下げていたが、午後には下げを帳消しにしてほぼ変わらずとなる場面もあった。

  中国外国為替取引システム(CFETS)によれば、上海市場の人民元は0.05%安の1ドル=6.5820元。

原題:Offshore Yuan Pares Loss on Bets PBOC Intervened as Stocks Fell(抜粋)

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