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中国の鉄鋼業界、40万人分の職失う公算-生産能力削減計画で

中国国務院が示した粗鋼生産能力を削減する計画は40万人分の職を奪い、社会的な不安定を加速させる可能性がある。政府系の中国冶金工業規劃研究院がこう予想した。

  国務院は24日、鉄鋼生産能力を1億ー1億5000万トン減らすと発表。削減時期には言及しなかった。国営の新華社通信が翌日報じたところによれば、同研究院の李新創院長はこの計画が最大40万人の失業につながるだろうと指摘。中国は解雇された従業員を支援するための資金を集めるとも伝えた。

  中銀国際USAで社長を務め、現在は独立系の中国アナリストであるアンドルー・コリアー氏は、「より緩やかな成長ペースで効率を高めた経済への調整を図る中国にとっては前向きな兆しだが、どの程度の人員削減が現実になるか見極める必要がある。中国の負債は高水準で、債務は成長事業に使われた方が良いだろう」と述べた。

原題:China Steel Plan Seen Spurring 400,000 Job Cuts, Instability (2)(抜粋)

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