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ハーバード寄付基金の元運用者がレラティブバリューファンド-関係者

  • ハーバードでパリーク氏が商品、バローゾ氏が債券の責任者を務めた
  • HSQはレラティブバリュー戦略に基づきデリバティブに投資する

米ハーバード大学の寄付基金を運用するハーバード・マネジメントでシニアマネジャーを務めたサトゥ・パリーク氏とマルコ・バローゾ氏が、商品および債券市場の価格決定能力の不足を利用して利益を目指すヘッジファンドをスタートさせる計画だ。

  事情に詳しい関係者3人によれば、ボストンに拠点を置く「HSQキャピタル」は、いわゆるレラティブバリュー(相対価値)戦略に基づき、適切な価格設定が行われていないと見なされるデリバティブ(金融派生商品)に投資する。非公開情報であることを理由に関係者2人が匿名を条件に語ったところでは、同社は取引開始前に数億ドルの資金を集めることを目指し、見込み客に働き掛けを行っている。

  ボストンにはハーバード大の寄付基金をルーツとするヘッジファンドのコミュニティーが存在し、アダッジ・キャピタル・マネジメントやコンベクシティー・キャピタル・マネジメント、ハイフィールズ・キャピタル・マネジメントは数十億ドルを運用するファンド運営会社に成長した。その一方で、ハーバード大の寄付基金の元ジャンク債トレーダーが設立したレジメント・キャピタル・アドバイザーズは、クレジットヘッジファンドの清算に昨年追い込まれた。

  ハーバード・マネジメントでは、パリーク氏が商品、バローゾ氏が債券の運用責任者を務めたが、いずれも昨年10月に退職した。最新の年次報告書によると、パリーク氏のチームは昨年6月末までの1年間でプラス3.5%の運用成績を残した。

  バローゾ氏とハーバードの広報担当ポール・アンドルー氏は、コメントを控えている。

原題:Ex-Harvard Duo Said to Plan Hedge Fund After Exiting Endowment(抜粋)

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