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市場のパニックと実体経済の間に隔たり-中国経済の鼓動に耳傾けよ

  • 民新PMIはサービス業と製造業の乖離拡大を裏付け
  • 百度の指数、1月はポジティブな範囲内にとどまる

早めに発表される中国経済を測る民間指数の一部は、景気の安定化が進んでいることを示唆している。市場のパニックと実体経済の間に隔たりがあることが浮き彫りとなっている。

  サービス業界の小規模企業は回復力が高まっていることを示す一方で、製造業は一段と悪化している。つまり2015年の特徴だったリバランスというテーマが続いているのだ。中小企業への関心をめぐる検索エンジンのデータは、中小企業が堅調な勢いを保っていることを示している。

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  中国国家統計局などが2月1日に1月の製造業・非製造業購買担当者指数(PMI)を発表するのに先立ち、こうした最新の民間指数では、サービス業が労働市場を支え、世界2位の規模を誇る中国経済が持ち直しつつある証しが増えている。ブルームバーグの月次国内総生産(GDP)集計によれば、昨年12月の中国は6.69%成長となった。中国が発表した10-12月期の6.8%成長を若干下回る。

  中国民生銀行と華夏新供給経済学研究院が共同でまとめる民新PMIはサービス業と製造業の乖離(かいり)拡大を示している。1月の民新非製造業PMIは43と、40.9から上昇した。改善・悪化の分かれ目は50。対照的に民新製造業PMIは低下し、過去最低の41.8となった。4000社余りを対象とする調査に基づく民新PMIは、算出方法の微調整に伴い発表を中断していた。

 

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  インターネット検索エンジンを手掛ける百度(バイドゥ)が公表する中小企業関連の検索がどの程度あるかを示す1月の指数はポジティブな範囲内にとどまった。百度の指数(速報値)は100.1と、12月の改定値と同水準となった。12月の指数は10カ月ぶりの100超えだった。同指数はポジティブ・ネガティブの境目が100。

  百度はまた国家統計局の製造業PMIが1、2両月、50を上回ると予想。同PMIは12月まで5カ月連続で50割れとなっている。

原題:China’s Economic Pulse Holds Up as Gulf With Market Woes Widens(抜粋)

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