コンテンツにスキップする

中国人民元配慮で日銀緩和見送りも、ECB予告後に元高:チャート

  • 日銀緩和なら名目実効レート上がり、元切り下げの遠因に-みずほ銀
  • 円高で返ってくるような不毛なことはやらない可能性-みずほ銀

みずほ銀行は、日本銀行が今週の金融政策決定会合で追加緩和に踏み切った場合は、中国人民元に上昇圧力が掛かる可能性があり、デフレを阻止するために元が切り下げられれば、再び市場の混乱を招く恐れがあるとの見解を示した。

人民元の名目実効レート

  中国人民銀行(中央銀行)は今月6日に元の対ドル中心レートを2011年4月以来の低水準に設定した。元の名目実効レートは、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が3月の追加緩和を示唆した21日に、昨年12月半ば以来の水準まで上昇している。

  みずほ銀の唐鎌大輔チーフマーケットエコノミストは、昨年10月にドラギ総裁が緩和予告した後にも元が「爆騰」した経緯があり、1月も同様に元高につながっていると言い、「そこに日銀が追加緩和をすれば、余計に元の名目実効レートは上がってしまう」と指摘。その上で、「現段階で追加緩和することは今起きている混乱の根本原因である中国を困らせることになる」とし、「結局、円高になって返ってくるような不毛なことはやらないのではないか」とみる。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE