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AIGのモーゲージ保証事業分離計画、「ほとんど無意味」-KBW

  • AIGの根本的問題は損害保険事業の極めて低調な収益性
  • ハンコックCEOは26日にAIGの経営ビジョンの概要を説明

米保険会社アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)によるモーゲージ保証事業部門の部分的なスピンオフ(分離・独立)計画は、より規模の大きい損害保険事業の改善というピーター・ハンコック最高経営責任者(CEO)が直面する課題を考えれば「ほとんど無意味だ」とキーフ・ブルュイエット・アンド・ウッズ(KBW)が指摘した。

  KBWのアナリスト、メイヤー・ シールズ氏は24日付の投資家向けリポートで、「AIGの根本的問題は損害保険事業の極めて低調な収益性だ。実に素晴らしい価格でもつかなければ、残る業績不振事業の株式を買い戻せるよう比較的業績好調な事業を売却することにあまり意味はないと思う」と分析。「モーゲージ保証会社の評価は過去2年間に大きく圧縮されているため、このスピンオフ計画のタイミングは理想とは程遠い」と付け加えた。

  アクティビスト(物言う株主)として知られるカール・アイカーン氏からの会社分割要請をを拒否したハンコックCEOは、26日にAIGの経営ビジョンの概要を説明する予定。CEOの計画にはモーゲージ保証事業ユナイテッド・ギャランティの一部スピンオフなどが含まれると事情に詳しい関係者が22日に明らかにしていた。

原題:AIG Mortgage Insurer Plan Seen as ‘Almost Pointless’ by KBW (1)(抜粋)

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