コンテンツにスキップする

欧州株:ストックス600指数が反落-資源銘柄と銀行株に売り

25日の欧州株式相場は反落。指標のストックス欧州600指数は前週末は続伸したが、この日は資源銘柄と銀行株の下げが目立った。

  ストックス600指数は前週末比0.6%安の336.27で取引を終了。ノルウェーのシードリルは8.9%の大幅安。石油会社サウジアラムコがエネルギープロジェクトへの投資継続を表明し、原油が再び値下がりしたことを受けた。業種別指数では資源銘柄も下げたほか、銀行銘柄が最もきつい値下がりとなった。

  中国景気の減速懸念が世界景気に悪影響を及ぼすとの懸念の高まりから、商品相場の下落がリスク資産を再び圧迫している。20日にバリュエーションが約2年ぶり低水準に達したストックス600指数は、刺激策拡大の観測を手掛かりに22日までの2営業日で2011年以来の大幅続伸となっていた。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は3月にも金融緩和を拡大する可能性を示唆した。

  サクソバンクの株式戦略責任者、ピーター・ガーンリ氏は「ドラギ総裁は先週の下げをやや和らげたが、世界のマクロ経済をめぐる問題は残されたままだ」とし、「バリュエーションへの信頼は失われつつある。世界経済が減速しているなら、株価収益率は正当化できない。原油急落が企業利益を圧迫し続けるだろう。今週はイベントリスクが非常に多い」と述べた。

  先週末の2営業日に5%続伸したストックス600指数の株価収益率(PER、予想収益ベース)は14.4倍と、20日の13.8倍から高まった。指数は月初来では8.1%下げており、このまま行けば1月相場としては2008年以降で最悪となる。

  年初来の西欧市場では、イタリア株のパフォーマンスの悪さが目立つ。銀行不良債権が増大しているとの懸念が背景。FTSE・MIBはこの日2%下落。ポポラーレ・ディ・ミラノ銀行とウニクレディト、バンコ・ポポラーレが急落した。

  スペインのIBEX35指数は1.8%値下がり。社会労働党が連立政権樹立を目指す方針を示したことを受け、国民党が政権を維持できる確率が後退した。

原題:European Stocks Halt Rebound as Banks, Commodity Producers Slide(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE