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欧州債:オーストリア、アイルランド2年債利回りが過去最低

  • ドイツ2年債利回りは過去最低に並ぶ
  • ECB総裁は取引終了後にフランクフルトで講演へ

25日の欧州債市場ではオーストリアとアイルランドの2年物国債利回りが過去最低を付けた。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が取引終了後にフランクフルトで講演するのを控え、原油価格急落へのECBの対応を見極めようとする動きが強まった。

  ドイツ2年債利回りは一時、これまでの最低に並んだ。ドラギ総裁は先週、すでに前例のない規模となっている量的緩和(QE)を3月にもさらに拡大する可能性を示唆した。

  今月29日には1月のインフレ統計が発表される。これが緩和策の拡大が必要かどうかをECBが決定するための最初の重要な手がかりとなる。ブルームバーグがまとめたアナリスト 調査によれば、1月のインフレ率速報値は0.4%と、昨年12月の0.2%から加速したと見込まれている。ただ、ECBが目安とする2%弱にはまだ程遠い。
  
  ウニクレディト(ミラノ)のシニア債券ストラテジスト、ルカ・カツラーニ氏は「ECBがインフレ期待を支えるために行動するとの期待がある」とし、「ユーロ圏の国債にとってまず重要なのは原油価格とインフレ率速報値の発表だ」と語った。

  ロンドン時間午後4時20分現在、ドイツ2年債利回りは前週末比ほぼ変わらずのマイナス0.446%。一時はマイナス0.454%まで下げ、先月3日に付けた過去最低に並んだ。同国債(ゼロクーポン、2017年12月償還)価格は100.845。10年物国債は0.47%。

  オーストリア2年債利回りはマイナス0.407%と、ブルームバーグがデータ集計を開始した1999年以降の最低を記録。同年限のアイルランド国債利回りはマイナス0.323%を付けた。

原題:Euro-Area Yields Touch New Lows as Investors Seek Stimulus Clues(抜粋)

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