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ゴールドマン:米リセッションが心配なら、この銘柄を買うべきだ

S&P500種株価指数の年末目標を2100とする米ゴールドマン・サックスの予想は、ウォール街の金融機関の中で極めて低い方だと言えそうだが、米国のリセッション(景気後退)が差し迫っているとみているわけではない。それでも景気後退を予測する顧客のために、デービッド・コスティン氏と同氏のチームはリポート「USウィークリー・キックスタート」でどういう銘柄を推奨するか説明した。

  金融状況が引き締まる局面に比較的好調となるのは強いバランスシートを持つ企業だとして、ゴールドマンのアナリストらはこうした銘柄に目を向けるよう勧めている。コスティン氏はかつて、米利上げ開始時に保有すべき株として同様の提案をしている。

  「リセッションを心配する投資家のために当社が推奨する強いバランスシートと高い国内売上高を持つ企業という取引戦略は、景気後退に陥った場合も比較的好調なパフォーマンスとなるだろう」とコスティン氏らは記述。「相対的な米経済の堅調やドル高、企業の高いレバレッジ、原油で増幅された信用市場の弱さといったトレンドを踏まえれば、こうした戦略は引き続き力強いリターンを生み出すだろうと当社では確信している」と続けた。

  フェイスブックやアマゾン・ドット・コム、ネットフリックス、アルファベット(グーグル親会社)といういわゆる「FANG」株のうち、フェイスブックとアルファベットはゴールドマンのリストに含まれた。強いバランスシートを持つ他の人気企業の中には、ビザやマイケル・コース、スターバックス、ホール・フーズ・マーケット、3M、マラソン・ペトロリアム、ベライゾン・コミュニケーションズが含まれる。最近の病原性大腸菌感染による問題にもかかわらず、チポトレ・メキシカン・グリルもゴールドマンはリストに入れた。

  近い将来のリセッションを予想していないならば特に今は買いの好機だとゴールドマンは指摘。「年初の時点では、株価指数が2016年にわずか3%しか上昇しないと当社は予想していた。調整局面を通過した現在、予想されるリターンは今や10%だ(配当を含む全体のリターンは12%)」と記した。

原題:Goldman: These Are the Stocks to Buy If You’re Worried About a U.S. Recession(抜粋)

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