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ドラギECB総裁の追加緩和判断、今週が第1の鍵-3月行動を左右も

  • 1月のユーロ圏インフレ率のエコノミスト予想は0.4%
  • インフレ期待と商品相場の連動が強まるのは懸念材料

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁はユーロ圏経済が追加刺激策を必要としているかどうかについて、今週中に第一の大きな手掛かりを得る。

  ブルームバーグがまとめエコノミスト調査によれば、29日発表の1月のユーロ圏インフレ率は0.4%と前月の0.2%から上昇する見込み。予想通りなら1年3カ月ぶり高水準となるが、ECBが目安とする2%弱の水準にはまだまだ遠い。

  ドラギ総裁はインフレ率が今後数カ月に再びマイナス圏に落ち込む恐れがあると警告している。商品相場とインフレ期待の連動が強まっていることも懸念材料で、商品下落が量的緩和(QE)拡大や中銀預金金利の追加引き下げを正当化する可能性もある。

Inflation Expectations Waver

  ABNアムロ銀行のシニアエコノミスト、アリン・スハウリング氏は「ECBは依然としてインフレ低下阻止のスタンスだ」とし、「ドラギ総裁はインフレ期待が不安定になるのを阻止するために何でもする意向を明らかにしている」と話した。同氏はECBが3月に追加緩和を打ち出すと予想している。

  28日には1月のユーロ圏景況感指数が発表される。ユーロ圏経済はこれまでのところ、世界経済より強い耐久性を示していると指摘するING-Dibaのチーフエコノミスト、カルステン・ブルゼスキ氏は、ECBの3月の決定は「景況感と、さらに重要なハードデータがこれを裏付けるか、あるいは下振れするかにかかっている」との見方を示した。

原題:Timid Inflation Pickup First Clue for Draghi Mulling Action (1)(抜粋)

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