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バークレイズとドイツ銀に吹く逆風-それは収入下押し圧力

更新日時
  • 収入脅かす市場混乱は2016年に入っても持続
  • 昨年終盤の悪化はトレンドの始まりかと投資家自問

バークレイズとドイツ銀行では昨年就任した新最高経営責任者(CEO)たちが収益力向上を急いでいるが、向かい風が強まっている。

  新たな逆風は収入に対する下押し圧力だ。ドイツ銀は先週、2015年10-12月(第4四半期)は投資銀行部門を中心に収入が減少し、全体で約16%の減収となったもようだと発表。バークレイズは投資銀行部門の15年収入が前年からほぼ横ばいの見込みだと明らかにしたが、これは同部門が10-12月期に11%減収となったことを示唆する。

  昨年終盤のトレーディング業務の収益を左右したボラティリティ(変動性)の高まりは、16年に入っても続いている。中国経済への懸念や原油値下がりが背景だ。

  アセナゴン・アセット・マネジメント(ミュンヘン)で運用に携わるマイケル・ヒューンズラー氏は、昨年「10-12月期は7-9月期に比べ環境が悪化した。投資家はこれがトレンドの始まりだろうかと自問している」と話した。

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  ドイツ銀行は昨年第4四半期の低迷に関連して「厳しい市場環境」に言及している。

  投資銀行収入をめぐっては、欧州勢は米国勢よりも落ち込みが大きくなりそうだ。ブルームバーグのデータによれば、米銀大手5行の投資銀行とトレーディング業務の収入の合計は第4四半期に4.9%減だった。

原題:Barclays, Deutsche Bank Fight to Lift Profit Just Got Harder(抜粋)

(チャートと最終2段落を追加します.)
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