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プエルトリコ電力公社、債権者との債務再編合意が失効

  • 電力公社は90億ドル近い債務の再編を目指している
  • 電力公社と債券保有者は1月22日の議会承認期限を延長できず

米自治領プエルトリコのプエルトリコ電力公社(PREPA)による90億ドル(約1兆700億円)近い債務の再編計画が失効した。PREPAと債券保有者側が再編合意延長で一致できなかったためで、プエルトリコが700億ドルの債務負担を軽減する取り組みは一歩後退した。

  この合意に基づき、プエルトリコ議会は1月22日までにPREPAの債務再編を可能にする法案を承認する必要があった。合意失効後に投資家グループが配布した発表文によると、債券保有者側とPREPAは期限を2月12日まで先送りことに前向きな姿勢だった。債券保有者側は議会にさらに3週間の猶予を与える代わりに、再建計画に含まれた債券購入取り決めの修正を求めていた。債券保有者側は、プエルトリコのエネルギー委員会が新規顧客の追加料金を承認するまでこれらの債券の購入を先送りしたい意向だったが、PREPAはこれを拒否した。

  PREPAのリストラ担当責任者、リサ・ドナヒュー氏が今月、下院天然資源委員会に説明したところによると、債務再編がなければPREPAは約5カ月後の債権者への支払いができない。7月1日には投資家への4億2800万ドルの元利金支払いなどが控えている。

原題:Puerto Rico Utility’s Debt Restructuring Agreement Expires (1)(抜粋)

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