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ロンドン金融業界の従業員、33%以上がボーナス増額を期待-調査

  • 従業員の約67%が昨年分のボーナスは支給されると予想
  • 英人材仲介会社が銀行や投資運用会社などの従業員を対象に調査

ロンドンの金融サービス業界で働く従業員の33%以上が、2015年分のボーナスが前年比で増加すると期待していることが、英人材仲介会社アストベリー・マースデンの調査で明らかになった。ただ、英バークレイズやドイツ銀行は収入を増やすのが困難な状況となっている。

  アストベリー・マースデンが銀行や投資運用会社、住宅金融組合などで勤務する従業員1000人余りを対象に実施した調査によると、ロンドンの金融街シティーで働く従業員の約67%が昨年分のボーナスが支給されると予想している。マネジングディレクターやパートナーなどの幹部は、平均でボーナスが給料の約61%に相当する約10万ポンド(約1700万円)になると予測している。

  中国の景気減速で原油相場の下落が続く中、欧州の大手銀行は新資本規制により収入がますます圧迫されている。事情に詳しい関係者が今月明らかにしたところによると、欧州の大手ヘッジファンド運営会社の一つ、ブレバン・ハワード・マネジメントの主要マクロファンドの昨年の運用成績は2年連続でマイナスとなった。

  アストベリー・マースデンのマネジングディレクター、アダム・ジャクソン氏は資料で「投資バンカーは今シーズンのボーナスの増額を期待しているが、現在の市況から考ると、そうした前向きな見方は妥当ではないかもしれない。経営幹部は特に強気だが、このような楽観的な見方は厳しい試練にさらされつつある」と指摘した。

  事情に詳しい関係者が先週明らかにしたところによると、バークレイズは投資銀行部門で人員を削減しており、15年分のボーナス用資金源は前年比で少なくとも10%削減される可能性がある。

原題:Bonus Gains Expected by More Than 33% of London Finance Staff(抜粋)

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