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ヘッジファンド、原油が12年ぶり安値から上昇前に売り持ち減らす

  • 投機家によるWTIの売りポジション、8.4%減少:CFTC
  • WTI先物価格の2日間の上昇率、過去7年で最大に

原油相場が2日間としては2008年以降で最大の上昇率を示す前に、ヘッジファンドは原油相場下落を見込む売りポジションを減らしていた。

  各国・地域の中央銀行が景気刺激策を強化するとの観測を背景に世界の株式市場全般が上昇し、ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物も12年ぶりの安値から反発した。運用資産6億1500万ドル(約730億円)のアンデュラン・キャピタル・マネジメントの創業者、ピエール・アンデュラン氏は、原油相場が上昇して年を終えるとの見通しを示した。同氏は今回の原油価格下落を的確に予測した。

Oil Bears Cashing Out

  コモディティ・リサーチ・グループ(ニューヨーク)のシニアパートナー、アンドルー・レボウ氏は「30ドルを割り込んだのは、多くの市場関係者の最も大胆な予想を超えていた。市場関係者はその水準から利益を確定し始めている」と指摘した。

  米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによれば、投機家によるWTIの売りポジションは19日終了週に8.4%減少。買越残高は17%増加した。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物はCFTCのデータ対象期間に6.5%下落し、20日終値は1バレル=26.55ドルと、終値としては03年5月以来の安値を付けた。22日には9%上昇し、21、22日の2日間の上昇率は08年9月以降で最大を記録した。

原題:Hedge Funds Cut Bearish Oil Bets Before Rebound From 12-Year Low(抜粋)

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