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サウジ国営石油会社IPO、国際投資家に門戸開く可能性-ファリ会長

  • 売り出すのはアラムコの経済価値であって、埋蔵原油でないと会長
  • 少なくとも日量120万バレルの原油需要の増加が今年も続くと予想

サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコのハリド・ファリ会長は同社が検討する新規株式公開(IPO)について、国際投資家に門戸を開く可能性があると述べる一方、埋蔵原油を売却しないことを確認した。スイス・ダボスで語った。

  世界最大の石油会社として知られるサウジアラムコのファリ会長は、中東の衛星テレビ局アルアラビアとのインタビューで、同社が将来のIPOで国際投資家への株式売却を含む「あらゆる選択肢」を引き続き検討しているとしながらも、埋蔵原油売却は検討していないと語った。

  ファリ会長は「売り出すのはサウジアラムコの経済的価値であって、埋蔵原油ではない。埋蔵原油は国家の所有物で、われわれはそれらの埋蔵資源から原油を生産できる同社の能力をオファーする」と発言した。

  サウジアラムコは完全なIPOあるいは一部子会社の上場など、株式売却に関する選択肢を検討していると今月発表した。同社はサウジの全ての原油生産を担い、昨年12月の産油量は日量1025万バレルに達する。

  ファリ会長は在庫が高水準にとどまっても、原油価格が今年回復するとサウジが予想していると発言。少なくとも日量120万バレルのペースで原油需要の増加が今年も続くと予想した。また、サウジが生産量を高く維持することで、コストがより高いシェールオイル生産業者を標的にしているとの見方を否定し、市場の需給均衡を望むと述べた。

原題:Saudi Aramco May Open Potential IPO to International Investors(抜粋)

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