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OPEC事務局長:世界の産油国に減産への協力を呼び掛け

  • 価格押し上げと投資増加には在庫低下が必要
  • 北海ブレント原油は供給過剰で年初来16%値下がり

石油輸出国機構(OPEC)のバドリ事務局長は25日、非加盟の産油国全てが世界的な供給過剰を削減する取り組みに加わることを望んでいると語った。単独では減産しない意図をあらためて示した。

  バドリ事務局長はロンドンでの会議で、「市場が過剰在庫の問題に取り組むことが重要だ」とし、「OPECの加盟国と非加盟国が共に対処する問題だとみなされるべきだ」と語った。

  供給が需要を上回る状況の中、原油価格は今月に入り約12年ぶりの安値に沈んだ。OPECが昨年12月に生産目標を実質的に廃止したほか、ロシアは過去最高に近い水準で生産を続け、米国産シェールオイルが予想以上に健闘していることから、世界の供給量は増え続けている。世界最大の石油消費国である米国の原油在庫は昨年末時点で5年平均を1億バレル余り上回った。

  同事務局長は「全ての主要産油国がこの問題解決に向けて話し合うのが重要だ」と呼び掛けた。世界の需要が日量130万バレル増える一方で、OPEC非加盟国の供給が約66万バレル減るとの見通しを引用し、需給が年内に均衡化し始める兆候もあると述べた。北海ブレント原油は今年に入り約16%下落した。

原題:OPEC’s El-Badri Calls on Global Oil Producers to Help Curb Glut(抜粋)

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