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石油取引大手マーキュリアが原油相場の底入れ予想-急速な回復はない

原油市場の世界的指標となっている北海ブレント原油が今週1バレル=30ドルを割り込んだ後、原油相場は底入れしつつあると、独立系石油取引会社大手のマーキュリア・エナジー・グループが指摘した。

  マーキュリアのマルコ・デュナンド最高経営責任者(CEO)はスイスのダボスで開かれている世界経済フォーラム(WEF)年次総会の会場でインタビューに応じ、「原油の生産業者は限界に達するほどの厳しい状況にあり、一部は損失を出して生産している」と発言。「原油相場は底に到達しつつある」と述べた。

  デュナンドCEOは一方で、急速な回復を期待しないよう注意を促し、企業は「短期的に生産を続けて損失を出す可能性がある。閉鎖という別の選択肢は場合によって一段と割高になるからだ」と述べた。

  マーキュリアはビトル・グループグレンコア、トラフィギュラ、ガンバー・グループとともに世界最大の独立系石油取引会社5社の1角を占める。ゴールドマン・サックス・グループのバンカーだったデュナンド、ダニエル・ジェギ両氏が2004年に設立した。

From Boom to Bust

原題:Top Oil Trader Mercuria Sees Market Bottom as Producers Bleed(抜粋)

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