コンテンツにスキップする

欧州株(22日):11年10月以来の大幅続伸-ドラギ総裁発言が後押し

  • ストックス600は週間ベースで今年初のプラス、追加刺激策を期待
  • 原油反発を背景にエネルギー銘柄が買われる

22日の欧州株式相場は上昇。指標のストックス欧州600指数は2011年10月以来の大幅続伸となった。主要中央銀行が追加刺激を講じて相場を支えるとの楽観が高まっている。

  ストックス600指数は前日比3%高の338.36で取引を終了。2日間の上昇率は5%に達した。前週末比では2.6%高と、昨年11月以来の大幅値上がり。前日は欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が政策発表後の記者会見で3月にも金融緩和を拡大する可能性を示唆し、1カ月ぶり大幅高となっていた。この日の出来高は30日平均を41%上回る水準。

  ミラボー・セキュリティーズ(ジュネーブ)のシニア株式トレーダー、ジョン・プラサード氏は「3月の追加刺激策への期待があるほか、日本と中国でも刺激策が拡大される可能性がある。ポジティブな内容の経済ニュースが具体的にあれば、相場反発は来週も続き得る」とし、「顧客にはシートベルトを締めつつ、良いニュースを待つよう伝えた」と語った。

  ドラギ総裁はスイスのダボスでこの日、ユーロ圏のインフレ見通しについて懸念しているとした上で、同中銀の物価安定目標を達成する決意をあらためて表明した。

  ストックス600指数は年初来では7.5%下落し、先週は弱気相場入りした。ただ、ストラテジストは指数が年内に反発し、年末時点で402に達するとみている。

Volatility Falls as Draghi Boosts European Shares

  業種別19指数の中でエネルギー銘柄の上昇率が首位。英タローオイルは14%急伸、ノルウェーのシードリルは8.6%上げた。英豪系鉱山会社BHPビリトンが資源銘柄の上げを主導。ただ、スイスのグレンコアと英豪系リオ・ティントが終盤に売りを浴び、資源銘柄は上げ幅をかなり削った。

原題:Draghi Momentum Pushes Europe Stocks to Best Jump Since 2011(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE