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ドラギ総裁:ECBにはインフレ回復させるための「手段が多数ある」

  • 総裁は3月追加緩和に向けた地ならしを市場を相手に進めている
  • 超低インフレの長期化を当局者らは懸念している

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は22日、ユーロ圏のインフレ見通しについて懸念しているとした上で、同中銀の物価安定目標を達成する決意をあらためて表明した。前日には3月にも景気刺激措置を拡大する可能性を示唆した。

  総裁は世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)で、「われわれには多数の手段がある。政策委員会にはこれらの手段を駆使して行動する決意と意思、能力がある」と語った。

  総裁の言葉は21日の政策委員会で、追加緩和を検討する合意があったことを示唆する。次回の政策決定は3月10日。

  ユーロ圏経済は金融政策と「拡張的ではないまでも概ね中立的な」財政政策、原油安による可処分所得増加に支えられているが、超低インフレが長期化し景気回復を妨げることを当局者らは懸念していると総裁は語った。

  消費者物価見通しについては「楽観する理由がそれほどない。原油急落が主因だが、新興国・地域の経済成長見通しの下方修正も一因だ」と述べた。

原題:Draghi Says ECB Has ‘Plenty of Instruments’ to Revive Inflation(抜粋)

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