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ユーロ圏:1月の民間企業活動鈍化、市場ボラティリティが影響

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ユーロ圏の民間セクターの経済活動は1月 に、拡大ペースが鈍化し1年ぶり低水準となった。金融市場のボラティ リティで景気へのリスクが意識された。

英マークイット・エコノミクスが22日発表したユーロ圏の製造業と サービス業を合わせた1月の総合購買担当者指数(PMI)速報値 は53.5で、昨年12月の54.3から低下し、同年2月以来の低水準となっ た。PMIは50を上回れば活動拡大を意味する。

中国景気減速で世界的に相場が急落し、原油の一段安が物価上昇圧 力を抑えているため、欧州中央銀行(ECB)は3月にも追加刺激策を 検討する。1年前に量的緩和(QE)プログラムを打ち出し、先月には その期間を延長、預金金利も一段と引き下げたものの、ドラギ総裁は引 き続きゼロに近いインフレ率を大きく押し上げられないでいる。

マークイットのチーフエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は 「2016年が始まってユーロ圏での経済活動拡大ペースが鈍化しているこ とには失望させられるが、今年これまでの金融市場のボラティリティが 引き起こした不透明感を考えれば驚くことではない」と指摘。「過度の 懸念は禁物だろう」と付け加えた。

発表によれば、1月の製造業PMIは52.3と、前月の53.2から低 下。サービス業PMIは53.6で、これも前月の54.2を下回った。

原題:Euro Area Hit by Market Volatility as ECB Mulls March Action(抜粋) Eurozone January Flash Manufacturing PMI: Summary(抜粋) Eurozone January Flash Services PMI: Summary(抜粋)

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