コンテンツにスキップする

アジア・太平洋株式サマリー:ハンセンH株が反発-中国、インドも上昇

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】

  香港に上場する中国本土株の指標、ハンセン中国企業株(H株)指数は22日、前日の約6年ぶり安値から反発した。エネルギー銘柄が高くなった。原油相場が上昇したほか、経済成長を圧迫している石炭業界などの過剰生産能力を抑制する方針を中国政府が示したことが手掛かり。

  H株指数は前日比3.4%高の8104.98で終了。昨年10月以来の大きな上昇率となった。ペトロチャイナ(中国石油、857 HK)は7.9%高、中国神華能源(1088 HK)は10%上げた。長城汽車(2333 HK)が6.8%高となるなど、自動車銘柄も買われた。ハンセン指数は同2.9%高で引けた。

  中国本土市場では、上海総合指数が前日比1.3%高。週間ベースで4週間ぶりに上げに転じた。CSI300指数はエネルギー株やテクノロジー株を中心に上昇し、前日比1%高で取引を終えた。

  IGアジアのストラテジスト、バーナード・アー氏(シンガポール在勤)は相場反発について、「原油相場の回復や欧州中央銀行(ECB)の追加緩和への期待を背景に、世界的に地合いが改善したためかもしれない」と指摘。さらに、「ボラティリティ(変動性)を抑えるため株式市場への介入を続けるとの李源潮中国国家副主席の発言が、『国家チーム』はプレゼンスを維持し、株価を下支えするという意味に受け取られた可能性がある」と述べた。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】
 
  22日のインド株式相場は反発。アジア株高に追随したほか、指標のS&P・BSEセンセックスを弱気相場入り寸前まで押し下げた最近の値下がりは行き過ぎとの見方が広がった。

  インド最大の電力会社NTPCは4カ月ぶり大幅高となったほか、インドガス公社(GAIL)は指数構成銘柄の中で上昇率が首位。自動車メーカーのマルチ・スズキ・インディアは2014年7月1日以来の大きな値上がりとなった。国内最大のたばこ会社ITCは四半期決算で利益が予想に届かなかったものの、終了間際の買いでプラス圏に転じた。

  センセックスは前日比2%高の24435.66で終了。これは昨年10月5日以来の大幅上昇。主要中央銀行が刺激策を拡大するとの観測や原油反発を手掛かりに、世界株高の様相となっている。11年以降では最悪の幕開けとなった同指数は前日に弱気相場入りまであと0.5%に接近、相対力指数(RSI、14日間ベース)は買いシグナルと見なされる30を下回る水準に達していた。

(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前日比1.1%高の4915.95。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前日比2.1%高の1879.43。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  加権指数は前日比1.2%高の7756.18。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE