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あるシニアバンカーの嘆き、若手は分かっていない

  • ダボス会議での集まりで匿名のバンカーが行内調査に触れ説明
  • 経営陣は企業文化の改革を図るものの若手行員に浸透せず

金融危機から8年がたった今も、若手の銀行員は企業文化の改革を図る経営陣からのメッセージを理解していない。この現状に衝撃を受けたと、あるシニアバンカーが語った。

  世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)での集まりで匿名で語ったこのバンカーの銀行では、誠実性についてのメッセージを若手バンカーらが理解していないことが昨年行った調査で分かったという。

  行内に倫理的な文化を育てようとする幹部らの2年にわたる取り組みは、行員たちの間に浸透していないとこのバンカーが語った。目的や目標の修正に向けた道のりで、上級幹部が貢献できるのは1割程度だとこのシニアバンカーは嘆いた。

  このバンカーの感想を裏付けるようなことが昨年あった。ゴールドマン・サックス・グループは行内研修の修了試験で規則に違反したとして約20人のアナリストを解雇した。JPモルガン・チェースも同様の理由で10人を解雇したと、事情に詳しい関係者が当時述べた。

原題:Bank Leader Sounds Warning: Culture Message Isn’t Filtering Down(抜粋)

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