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独VWは欧州顧客への補償方法探す必要-EUが圧力

  • ビエンコフスカ欧州委員はブリュッセルでVWのCEOと会談
  • VWは排ガス不正問題に関する技術情報の遅滞ない共有を約束

欧州連合(EU)の行政執行機関である欧州委員会はドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲン(VW)に対し、ディーゼル車の排ガス試験不正問題に関する全情報の共有を求めるとともに、不正エンジン搭載車を購入した欧州の消費者に対する補償方法を探すよう迫っている。

  欧州委によれば、ビエンコフスカ欧州委員(域内市場・産業担当)は21日にブリュッセルでVWのマティアス・ミューラー最高経営責任者(CEO)と「短くオープンな議論」を行った。ビエンコフスカ欧州委員は消費者に補償する適切な方法について検討するためVW幹部を招き、EUの消費者が米国の顧客と同様に扱われるべきだとの見解をあらためて示したという。

  米国では、VWは排ガス基準のかいくぐるための不正ソフトを使用した車両の修理に関して当局の承認を獲得できていない。VWを相手取った500件余りの訴訟を一括したケースでは、オーナーらはVW車に対して支払ったプレミアムの返還や価値目減り分の補償などを求めている。
  
  VWのミューラーCEOは21日、同社の計画した是正措置が効果のあるものかどうかをEU当局が判断する上で必要となる全ての技術情報を遅滞なく共有する考えを表明した。

原題:VW Pressed by EU to Find Ways to Compensate European Consumers(抜粋)

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