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NTTドコモ、ドローンなどベンチャー投資に80億円-収益源発掘

更新日時
  • 16年はドローンやオンラインセキュリティーなどに注目
  • 総額350億円のファンド、これまでにgumiなど4社が上場

NTTドコモの完全子会社であるNTTドコモ・ベンチャーズ(NDV)は、2019年までにドローン関連などベンチャー企業に少なくとも約80億円を投じる方針だ。国内で人口減少が進む中、新たな収益源を発掘する。

  NDVの秋元信行副社長が21日のブルームバーグ・ニュースとのインタビューで明らかにした。同社は08年から14年にかけて資金を募った投資期間10年のファンドを3本運用しており、秋元氏によると通常は期間の前半に投資活動を終え、後半は回収に備える。18年あるいは19年の前に投資を終えるかとの問いに対し、同氏は「まあまあ終えている」と答えた。以降のファンド設立についても、今後検討を進める予定だという。

  同氏は16年には、利用についての法整備が進められているドローンや、オンライン銀行業務の安全性を高めるセキュリティー分野の投資に注目していると言う。ドローンは土地や建物の計測など商業利用での広がりが期待でき、携帯電話の基地局との通信などに使われるSIMカードがドローンの飛行制御に取り込まれる可能性が高いとみている。

  ドコモの親会社NTTは、18年3月期までに海外売上高を70億ドル(8250億円)増やす目標。グループ全体のベンチャー投資も管轄下にあるNDVは、新しい事業案や協業相手を見つける役割を担う。秋元氏によると、現在NDVが投資を検討しているベンチャー企業の7-8割が海外発だという。

  総額350億円のファンドで、これまでの投資先は公表されているだけで国内外で42社。そのうち8社の投資を終え、スマートフォン用ゲーム開発のgumi(グミ)など4社の上場に成功した。

  同ファンドにはNTTとドコモが資金を投入している。

(第1段落でドコモとNDVの関係を明記します.)
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