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南アの食料価格、世界トレンドに逆行し上昇-100年で最悪の干ばつで

世界の食料価格は下落しているが、南アフリカ共和国ではこのトレンドに逆行して上昇している。ここ約100年で最悪の干ばつの影響で白トウモロコシなどの穀物が過去最高値に達しているためだ。

South Africa Food Inflation

  アフリカ地域で最も工業化が進んでいる南アフリカ共和国の昨年12月の食料価格上昇率は5.9%と、前月の4.8%から上昇。南アのネッドバンク・グループの21日の文書によれば、これは消費者物価指数(CPI)の上昇率である5.2%を上回り、物価上昇ペースは南アフリカ準備銀行(中央銀行)が設定している目標レンジ3-6%の上限を超える恐れがある。このため、同中銀は来週、最大50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利上げを余儀なくされる可能性がある。

  ネッドバンクは食料価格について「中銀の主要な任務は物価の安定を図ることであり、重要な課題の一つだ」と指摘。通貨ランドの下落もあって「より積極的な利上げという形での金融政策を通じた対応強化」が必要になるかもしれないと説明している。
  
原題:South African Food Prices Buck Trend as Drought Bites: Chart(抜粋)

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