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シュルンベルジェ:1万人追加削減、原油安で打撃-10~12月は赤字

  • レイオフとリストラに関連し21億ドルの費用を計上
  • 北米事業利益率がさらに悪化する可能性をアナリストが指摘

世界最大の油田サービス会社シュルンベルジェの10-12月(第4四半期)決算は赤字となった。原油安の進行に対応するため1万人の追加人員削減を行ったのに伴い、リストラ費用を計上した。

  21日の発表資料によると、10-12月期の損益は10億2000万ドル(約1200億円、1株当たり81セント)の赤字。前年同期は3億200万ドル(1株当たり23セント)の黒字だった。リストラなどの費用を除いた利益は1株当たり65セントで、ブルームバーグが調査した37社のアナリスト予想の平均である63セントを2セント上回った。売上高は39%減の77億4000万ドルと、5年ぶり低水準。

  100億ドル規模の既存の自社株購入枠がほぼ使い切られるのに伴い、同額の新たな自社株買いプログラムが承認されたことも発表した。

  同社が今回計上した人員削減・リストラ関連費用は21億ドル。前年同期の同様の費用は17億7000万ドルだった。広報担当のジョアン・フェリックス氏によると、2014年の第3四半期から進めている人員削減の規模は、全従業員の26%に相当する3万4000人に達した。

  同社の北米事業の営業利益率は15年7-9月(第3四半期)には8.9%だったが、1-3月(第1四半期)までに最低5%まで低下する可能性があると、キャピタル・ワン・サウスコーストのアナリスト、ルーク・レモイン氏は指摘。シュルンベルジェや同業が水圧破砕などのサービスの価格を引き上げられるようになるには、17年後半までかかるだろうと予想した。

  シュルンベルジェの株価はこの1年7カ月間で44%下落。決算は21日のニューヨーク市場の通常取引終了後に発表された。ニューヨーク時間午後5時17分(日本時間22日午前7時17分)現在の時間外取引では0.5%高の61.75ドルを付けている。

原題:Schlumberger Cuts Another 10,000 Jobs as Crude Rout Deepens (2)(抜粋)

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