加バリック・ゴールド、最大約3500億円の減損費用を想定

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  • 暫定的な分析結果でのれん代に絡む減損は18億ドル
  • 16年の想定金価格を1オンス=1000ドルに引き下げ

カナダの産金会社バリック・ゴールドは21日、長引く金相場下落で2016年の金価格見通しを下方修正し、最大30億ドル(約3500億円)の減損費用を計上する可能性があることを明らかにした。

  発表資料によると、暫定ベースで減損費用の内訳はのれん代が約18億ドル、資産価値が10億-12億ドルと想定。資産の減損処理は主に、チリとアルゼンチンの国境付近にあるパスクアラマのプロジェクトとドミニカ共和国のプエブロビエホ鉱山に関連している。

  バリックは16年の想定金価格を1オンス=1000ドル、長期で1200ドルに引き下げたと説明。広報担当者アンディ・ロイド氏は電話取材に対し、15年時点での短期の想定は1250ドル、長期は1300ドルだったと述べた。

原題:Barrick Estimates Up to $3 Billion Impairments as Gold Falls (1)(抜粋)