コンテンツにスキップする

中国に人民元切り下げの意図ない、為替変動は市場原理-李国家副主席

中国の李源潮国家副主席は、人民元切り下げ政策を推進しないとする共産党指導部の方針をあらためて表明した。中国の政策当局に対しては、為替相場に関する方針が明確でないとして批判の声が上がっている。

  李国家副主席は21日、世界経済フォーラム(WEF)年次総会が開かれているスイスのダボスでブルームバーグ・ニュースのインタビューに応じ、「為替相場の変動は市場原理に基づくものであり、中国には人民元を切り下げる意図も政策もない」と語った。

  中国は昨年、人民元相場を市場原理に一層委ねる方針を示したが、市場参加者の間では混乱が広がっている。数日前にはルー米財務長官が習近平国家主席の筆頭顧問の1人と、中国の政策と行動についての明確な市場との対話の重要性について電話で協議した。また国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事はダボスで行われたパネル討論会で、中国は情報伝達と目的を明確にする必要があるとの認識を示した。

  李国家副主席は、為替のボラティリティに関する懸念を米金融当局の行動に関連付け、「為替相場の変動は米金融当局の利上げをきっかけに始まった」と指摘した。

原題:China Has No Intention to Devalue Yuan, Vice President Li Says(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE