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相場はどこまで下がるのか、投資のプロにも底見えず-警戒発言相次ぐ

著名運用会社の投資のプロたちから、株式相場の一段の下落を予想する声が相次いだ。中国経済の減速や原油急落、中央銀行の政策手詰まりなどが下げ止まりを難しくしそうだ。

  グッゲンハイム・パートナーズのスコット・ミナード最高投資責任者(CIO)はS&P500種株価指数がさらに10%下げ1650になると予想。原油は1バレル当たり20ドルまで下がる可能性もあるとみている。T・ロウ・プライスのジェフリー・ロッティングハウス氏も株式相場があと10%下落する状況はあり得るとみる。

  ダブルライン・キャピタルの共同創業者、ジェフリー・ガンドラック氏は電子メールでの質問に対し、「S&P500の長期下落を予想する」と回答した。

  ブラックロックのグローバルチーフ投資ストラテジスト、ラス・ケステリッヒ氏は、相場の底打ちが示唆されるためには企業業績か経済指標、中国経済の改善といったファンダメンタルなきっかけが必要だと指摘した。

  ヘッジファンド、ブリッジウォーター・アソシエーツの創業者、レイ・ダリオ氏は経済が長期にわたる債務サイクルの終わりに近づくのに伴い、世界の市場のリスクは非対称的に下向きだと指摘した。

  また、ジャナス・キャピタル・グループのビル・グロース氏によれば、中央銀行は景気てこ入れのための手段を使い果たした。「市場は成長の可能性がないことを感じ取っており、主要新興国でリセッション(景気後退)が始まっていると認識している」と同氏は分析した。

原題:How Much Will Markets Fall? Top Investors See No Bottom Yet (1)(抜粋)

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