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プーチン大統領が「恐らく」承認、ロシア元スパイ毒殺-英判事が判断

ロシアの元スパイ、アレクサンドル・リトビネンコ氏が約10年前に殺害された事件について、同国のプーチン大統領が「恐らく」承認した命令に沿って政府のエージェント2人が実行したものだとの判断をロンドンの判事が下した。

  ロバート・オーウェン判事は21日ロンドンで公表された報告で、法医学的証拠はアンドレイ・ ルゴボイ、ドミトリー・コフトゥン両氏が放射性物質入り紅茶をリトビネンコ氏に飲ませたことを示唆しているが、これは恐らくロシア連邦保安局(FSB)の指示に基づいていたと指摘した。

  同判事は「大統領自身とFSBを含むプーチン政権のメンバーには、リトビネンコ氏殺害も含め同氏に対して行動をとる動機があった」とし、「ルゴボイ氏に向けられたプーチン大統領の行動は、殺害についてのある程度の承認を示唆する」と説明した。

  ロシアの政権を批判しロンドンに居住していたリトビネンコ氏は2006年、放射性物質のポロニウムを体内に取り込み、その約3週間後に死亡した。当時44歳だった同氏は入院先の病院でプーチン大統領の仕業だと訴えていた。

原題:Putin ‘Probably’ Approved Litvinenko Murder, U.K. Judge Says(抜粋)

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