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アジア・太平洋株式サマリー:中国、香港株が下落-インド株も下げる

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】

  21日の中国株式相場は下落。中国人民銀行(中央銀行)が公開市場操作(オペ)を通じて約3年ぶりの大規模な資金供給を行ったものの、景気減速が進むとの懸念を和らげるには至らなかった。

  上海総合指数は前日比3.2%安の2880.48で終了。CSI300指数は2.9%安。工業株や一般消費財銘柄を中心に値下がりした。中国交通建設(601800 CH)は7.8%安。家電小売りチェーンを展開する蘇寧雲商集団(002024 CH)は4.9%安。

  香港のハンセン中国企業株(H株)指数は2.2%下げ、2009年3月以来の安値で引けた。20日は4.3%安で取引を終えていた。ハンセン指数は1.8%安。

  香港市場では不動産株が下げの中心となった。3カ月物の人民元建て香港銀行間取引金利(HIBOR)が約6年ぶり高水準に上昇したことを受け、借り入れコスト上昇で利益が損なわれるとの懸念が広がった。恒基兆業地産(12 HK)や長江実業地産(1113 HK)が安い。

  IGアジアのストラテジスト、バーナード・アー氏(シンガポール在勤)はこの日の人民銀の資金供給について、「資本流出がなお大きな問題であることを示唆している」と指摘した。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】
 
  21日のインド株式相場は下落し、指標のS&P・BSEセンセックスは弱気相場入り目前となった。アジア株が下げに転じたほか、原油値下がりが背景にある。

  インド最大の乗用車メーカー、マルチ・スズキ・インディアは構成銘柄の中で最もきつい値下がり。高級車メーカーのジャガー・ランドローバーを傘下に置くタタ・モーターズは約3カ月ぶりの安値に沈んだ。インド石油ガス公社(ONGC)は2009年5月以来の安値まで売り込まれた。一方、第3四半期利益が予想を上回ったアクシス銀行を中心に銀行株が買われた。

  センセックスは前日比0.4%安の23962.21で終了。モディ首相率いる勢力が総選挙で大勝した14年5月以来の2万4000割れとなり、一時は弱気相場入りまで0.5%未満の水準となった。世界景気や原油急落への懸念が広がる中、海外勢は今月これまでにインド株を14億ドル売り越している。

(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前日比0.5%高の4864.00。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前日比0.3%安の1840.53。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  加権指数は前日比0.5%安の7664.01。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

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