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新興市場株:MSCI指数、09年以来の安値へ-原油安と中国株下落で

  • 中国本土の上海総合指数と香港のハンセン中国企業株指数は共に続落
  • MSCI指数のバリュエーションは14年3月以来の割安水準

21日の新興市場株は下落。原油相場が下落を再開し、中国株は一段安となる中、新興市場資産を揺るがした相場急落に歯止めがかかる兆しは見えていない。

  中国本土の上海総合指数と香港のハンセン中国企業株(H株)指数は共に続落。中国人民銀行(中央銀行)が3年ぶりの大規模流動性供給を実施したが、景気が一段と悪化するとの懸念を和らげるには至らなかった。

  ユニオンバンク・オブ・フィリピンのロバート・ラモス最高投資責任者(CIO、マニラ在勤)は「市場は依然として原油や世界の成長をめぐる難題を抱えており、今後も極めて不安定な時期が続くだろう」と予想。「バリュエーション(株価評価)が割安になったことから、一部の投資家が参入している。底を打ったかどうかは私にもよく分からない」と述べた。

Emerging Stocks Slide With World Equities

  MSCI新興市場指数は香港時間午後3時8分(日本時間同4時8分)時点で前日比0.6%安の688.82。バリュエーションが2014年3月以来の割安水準となった。このままいけば09年5月以来の安値で引ける。20日は3%安で終了した。

原題:Emerging Stocks Sink as China Shares Extend Rout; Ruble Tumbles(抜粋)

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