コンテンツにスキップする

香港M&Aバンカー基本給14%上昇-北京語操る人材に引く手あまた

  • 経験6年で年間基本給は約2400万円-英ロバート・ウォルターズ調査
  • ジュニアバンカーにはPE投資会社などから強い需要

昨年は中国企業が絡んだ合併・買収(M&A)が急増し、香港のインベストメントバンカーの中ではM&A担当者が最も大幅な基本給引き上げとなっている。

  人材紹介を手掛ける英ロバート・ウォルターズが今週発表した2016年の調査によれば、少なくとも6年の経験があるM&A担当バンカーのボーナス(賞与)や他の手当を除いた年間基本給は14%上昇し160万香港ドル(約2400万円)。

  ロンドンに本社を置く同社はリポートで、年間基本給が200万香港ドルを突破しているM&Aバンカーもいると説明。債券・株式資本市場担当で同様の経験を有するバンカーの基本給引き上げはなかったという。

relates to 香港M&Aバンカー基本給14%上昇-北京語操る人材に引く手あまた

  ブルームバーグ集計のデータによると、15年10-12月期の中国関連M&Aは2510億米ドル(約29兆3000億円)相当に増加し、過去最高を更新。ロバート・ウォルターズは、北京語を話す人材に対する需要が特に強く、銀行側は引き留めのため給料を上げる必要があると指摘した。

  同社の金融サービス担当ディレクター、ジョン・ムラリー氏(香港在勤)は20日の電話インタビューで、M&Aを遂行する技能を持つジュニアバンカーに対しプライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社や事業会社から最大級の需要があると説明。経験3年以内のこうした専門家の基本給は11%上昇し78万香港ドルになったことをデータは示している。経験3-6年のM&Aバンカーへの最高基本給は6.7%増の160万香港ドル。

  リポートによると、債券資本市場担当ジュニアバンカーの基本給は5.7%減の66万香港ドルと、インベストバンカーの中で最も悪かった。株式市場担当バンカーの給料帯は変わらなかった。

原題:Hong Kong M&A Banker Pay Jumps 14% After Best Year for Deals (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE