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香港ドル反発、ペッグ制終了観測が後退-リスクオフ姿勢和らぐ

香港ドルは21日、米ドルに対して2011年以来の大幅上昇。対米ドル変動幅の下限付近から反発して上値を伸ばし、32年に及ぶ香港ドル・米ドルのペッグ(連動)制が終わるとの観測が後退した。

  前日に下落していた原油相場が反発し、投資家心理が改善され、アジアの株式や通貨が上昇。中国の景気減速で資本流出が拡大するとの懸念を背景に、香港ドルは20日、対米ドルで07年8月以来の安値を付けていた。

  ブルームバーグのデータによると、香港ドルは21日に一時、前日比0.13%高の1米ドル=7.8075香港ドルと、11年11月以来の大きさで上昇した。香港時間午前10時12分(日本時間同11時12分)現在は7.8087香港ドルで推移している。20日は一時7.8295香港ドルまで下げ、7.75-7.85香港ドルの変動幅の下限まで0.26%以内に迫っていた。

  オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)のシニア為替ストラテジスト、クーン・ゴー氏(シンガポール在勤)は「グローバル市場全体への圧力が緩和し、それが香港ドルを支えている。リスクオフのトーンが和らいだ」と指摘した。

原題:Hong Kong Peg Bets Ease as Currency Climbs From Weak End of Band(抜粋)

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