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ヘッジファンドの人気銘柄も株価大きく下げる-年明け後の米国株市場

  • 特殊化学のプラットフォーム・スペシャルティが代表格
  • 下落率が大きい企業の過半数はヘッジファンドの保有比率が10%以上

米国株が下げ幅を拡大しているが、下落率が最も大きい銘柄の一部はヘッジファンドに人気の企業だ。

  年明けから19日までのパフォーマンスが最も悪い時価総額10億ドル(約1170億円)超の企業100社うち、ヘッジファンドの出資比率が10%以上の企業は全体の5割強を占め、25%以上は17社に上った。こうした企業の一部を以下で紹介する。ただヘッジファンドによる保有比率は多くが昨年9月末時点の数字であるため、その後変わっている可能性がある。

Platform Specialty Products Corp.
  

  特殊化学メーカーのプラットフォーム・スペシャルティ・プロダクツの株価は年初から40%値下がりしている。ヘッジファンドの保有比率が40%のプラットフォームは英化学メーカー、アレントと農薬メーカー、アリスタ・ライフサイエンスを買収する資金を確保する目的で高利回り債市場で16億ドル相当のドル建て起債などに動いた。出資比率が高い米ヘッジファンドには、パーシング・スクエア・キャピタル・マネジメントとコーベックス・マネジメント、ブルー・リッジ・キャピタル、オクジフ・キャピタル・マネジメント・グループが名を連ねる。

The Williams Cos Inc.

  ヘッジファンドが株式の26%を保有する米パイプライン運営会社ウィリアムズの株価も今年に入って40%下落。原油や天然ガス価格の下げが株価の重しだが、同業のエナジー・トランスファー・エクイティによる380億ドルでの買収が今年の早い段階で実現するかどうかアナリストらはますます懐疑的だ。米ヘッジファンドでは、ローン・パイン・キャピタルとコーベックス・マネジメント、ソロバン・キャピタル・パートナーズによるウィリアムズ株の保有が目立っている。

原題:These Favorite Hedge Fund Holdings Are Among 2016’s Worst Stocks(抜粋)

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