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「ノックイン」仕組み商品、銀行の先物売り促す恐れも-香港H株

  • 銀行側は商品に絡んだヘッジに使っている先物を売却する必要
  • バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチのチャン氏が指摘

米銀バンク・オブ・アメリカが正しければ、香港上場の中国本土株は新たな波状的な売りに見舞われようとしている。

  バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチのアジア太平洋株式デリバティブ(金融派生商品)調査責任者ウィリアム・チャン氏は、投資銀行が先物取引での強気ポジションの圧縮を強いられる水準にハンセン中国企業株(H株)指数が近づきつつあると指摘する。銀行の仕組み商品販売に絡んだこうした取引は、H株指数が8000を下回れば解消が始まる可能性があるという。同指数は20日、一時8000を割り込んだ。

  チャン氏によれば、銀行側は顧客に販売した仕組み商品に対するエクスポージャーをヘッジするためH株指数の先物を購入。仕組み商品の多くはH株指数の8000を基準とする「ノックイン」型で、銀行はヘッジ機能を維持するため先物ポジションの圧縮を促される恐れがあるという。8000を下回る水準にも、こうした圧迫を受けるポイントが複数ある公算が大きいとも同氏は説明した。

  「相場がここからさらに下がれば、下向きの動きは加速する可能性が高い」とするチャン氏は、「ディーラーが解消する必要のある先物のヘッジは大きな額になるだろう」との見方を示している。

China H-Share Index Sinks Toward 8,000 Level

原題:China Stock Rout Seen Getting Uglier as Derivative Trigger Looms(抜粋)

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