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中国は人民元・ドルのペッグを放棄すべきだ-元人民銀委員の李氏

  • 中国の為替レート政策を明確に市場に伝える必要があると李稲葵氏
  • 李氏はスイスのダボスでインタビューに答えた

中国人民銀行(中央銀行)貨幣政策委員会の元委員、李稲葵氏は20日、人民元のこれ以上の下落を避けるために人民元とドルとの連動をなくし、当局が為替レートに関する政策を市場に「明確」に伝える必要があると述べた。

  現在は清華大学教授を務める李氏はスイスのダボスで開催されている世界経済フォーラム(WEF)会場でのインタビューで、「人民元とドルのペッグ(連動)は無意味だ。世界はドルと連動する通貨をさらに必要としていない。通貨バスケットに連動する比較的安定した通貨が求められる」と述べた。

  中国当局は人民元下支えを進める中で、過去1年で外貨準備高を5000億ドル(約58兆7000億円)余り取り崩した。これは世界4位の外貨準備保有国であるスイスの外貨準備とほぼ同規模だ。

  人民元・ドルのペッグは、2005年に元が管理変動相場制に移行して以来、徐々に緩くなってきた。李氏は「本土またはオフショアでのいかなる介入措置も理想的でない。最善の方法は為替レートに関する中国の政策がどういったものか、人民元が通貨バスケットに対して日々どのような特定水準にペッグされるべきかを市場に明確に伝えることだ」と述べた。
  
原題:China Must Give Up Peg on Dollar, Ex-Central Bank Adviser Says(抜粋)

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