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中国・香港株:下落-人民銀の大規模資金供給も相場押し上げに至らず

更新日時
  • 香港市場では不動産株が値下がり、借り入れコスト上昇が響く
  • 人民元の3カ月物HIBORは09年以来の高水準に上昇

21日の中国株式相場は下落。中国人民銀行(中央銀行)が公開市場操作(オペ)を通じて約3年ぶりの大規模な資金供給を行ったものの、景気減速が進むとの懸念を和らげるには至らなかった。

  上海総合指数は前日比3.2%安の2880.48で終了。CSI300指数は2.9%安。工業株や一般消費財銘柄を中心に値下がりした。中国交通建設(601800 CH)は7.8%安。家電小売りチェーンを展開する蘇寧雲商集団(002024 CH)は4.9%安。

  香港のハンセン中国企業株(H株)指数は2.2%下げ、2009年3月以来の安値で引けた。20日は4.3%安で取引を終えていた。ハンセン指数は1.8%安。

  香港市場では不動産株が下げの中心となった。3カ月物の人民元建て香港銀行間取引金利(HIBOR)が約6年ぶり高水準に上昇したことを受け、借り入れコスト上昇で利益が損なわれるとの懸念が広がった。恒基兆業地産(12 HK)や長江実業地産(1113 HK)が安い。

Three-month Hibor rate climbs to highest level since 2009

  IGアジアのストラテジスト、バーナード・アー氏(シンガポール在勤)はこの日の人民銀の資金供給について、「資本流出がなお大きな問題であることを示唆している」と指摘した。

原題:Chinese Stocks Slump as Cash Injection Fails to Lift Markets(抜粋)

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